Logicool MX2400GR レビュー:プロフェッショナルの生産性を極限まで引き上げるロジクール製フラッグシップマウス、その革新性と、割り切るべき課題を徹底解説。

Logicool MX2400GR

基本スペック

  • 価格19900円
  • 特徴:ロジクールの最新技術を結集した高機能ワイヤレスマウス。触覚フィードバック、AI直結ショートカット、高速スクロール、静音性、環境配慮素材採用。

Logicool MX2400GR(MX MASTER 4)レビュー:仕事用マウスの最高峰は、重さと引き換えに何をくれるのか

Logicool MX2400GRは、MX Masterシリーズの最新モデル「MX MASTER 4」のことです。価格は約19,900円〜21,890円。マウスとしてはかなり高価ですが、これは普通の入力デバイスではなく、仕事の効率を上げるためのツールとして設計された製品。PC作業が仕事の中心という人がメインターゲットです。

結論

MX MASTER 4は、触覚フィードバックやActions Ring、MagSpeedスクロールなど、他のマウスにはない機能が詰まった一台です。ただし、重さ151g・大きめのサイズ・新機能の独特な操作感は好みが分かれます。「仕事用に最高のマウスが欲しい」という人には間違いなく候補に入りますが、買う前にできれば店頭で実際に握ってみてほしい。

買って後悔しないための注意点

2万円近いマウスだからこそ、事前に知っておくべき弱点をはっきり整理しておきます。

  1. 151gは重い。手首が疲れる人もいる
    マウスとしてはかなりの重量級。長時間のデスクワークで手首の疲労を感じるという声は多い。特にマウスを頻繁に持ち上げる操作をする人、「つまみ持ち」「つかみ持ち」スタイルの人にはストレスになりやすいです。

  2. 手が小さい人には大きすぎる
    「かぶせ持ち」前提のエルゴノミクスデザインで、手のひら全体で包み込んで使う設計。手が小さいとサイドボタンに指が届きにくく、多機能性を活かしきれません。

  3. 触覚フィードバックは好みが分かれる
    操作時に指先に伝わる振動は、便利と感じる人もいれば邪魔に感じる人もいます。親指の近くに「Actions Ring」ボタンがあるため、マウスを動かす際に誤って押してしまうことも。オフにもできますが、それだとこのマウスの売りの一つを封印してしまうことに。

  4. 2万円なのに「安っぽい」という声もある
    価格帯に見合った高級感を期待すると、質感にチープさを感じるという意見が一部あります。

  5. Unifyingレシーバー非対応
    旧来のUnifyingレシーバーには対応せず、Logi Boltレシーバーに移行しています。複数のロジクール製デバイスをUnifyingで統一していた人は、レシーバーの買い足しが必要。しかもBoltレシーバーは本体に収納できないので、持ち運び時に紛失しやすいのも気になる点。

  6. Logi Options+の安定性に不満の声
    専用ソフト「Logi Options+」について、動作の不安定さを指摘するレビューがあります。macOS環境ではスクロールやポインタの挙動がおかしいという報告も。日常的に使う部分なので、ここが不安定だとストレスが大きい。

  7. ゲーム用途には使えない
    重い・大きい・ポーリングレートが低い。FPSなどの素早い操作が求められるゲームには向きません。あくまで仕事用として割り切る必要があります。

それでもこの商品が人気の理由

デメリットが多いにもかかわらず、MX MASTER 4が支持されるのは、それを上回る使い勝手の良さがあるからです。

  1. 触覚フィードバック+Actions Ringで操作が速くなる
    触覚フィードバックは、操作完了やアプリの通知を手のひらの振動で伝えてくれます。画面から目を離さず状態を把握できるのは地味に便利。Actions Ringは親指一つで8つのショートカットを呼び出してカーソル移動で実行できる仕組みで、Logi Options+と合わせれば20種類以上のショートカットを割り当てられます。動画編集やプログラミングなど、複雑な操作を多用する人には非常に効く機能です。

  2. MagSpeedスクロールが快適すぎる
    MX Masterの代名詞とも言えるスクロールホイール。高速モードでは長いページを一瞬で移動、精密モードでは1行ずつ正確にスクロール。正直、これに慣れると他のマウスに戻れません。横スクロール用のサイドホイールも、Excelや動画編集ソフトでのタイムライン操作に重宝します。

  3. どこでも使える8000DPIセンサー
    Darkfieldセンサーはガラス面でも正確にトラッキングできます。マウスパッドを忘れても、カフェのテーブルでもそのまま使える。場所を選ばないのは出先で作業する人にとって大きなメリット。

  4. 静かで疲れにくい設計
    クリック音・スクロール音がとても静か。オフィスや図書館でも周りを気にせず使えます。エルゴノミクス形状は「かぶせ持ち」に最適化されており、合う人にとっては長時間使っても手が楽。

  5. 3台のデバイスを瞬時に切り替え
    Logi Bolt+Bluetoothで最大3台に接続し、ボタン一つで切り替え可能。Mac・Windows・iPadを併用している人には手放せない機能です。

  6. 前モデルのベタつき問題が解消
    MX Master 3/3Sで不評だったラバー素材の加水分解(ベタベタになる)が、マイクロテクスチャ樹脂に変更されて解決しています。高いマウスを長く使いたい人にとっては重要な改善点。

まとめ

MX MASTER 4は、PC作業がメインの人で、効率を少しでも上げたい人には間違いなく有力な選択肢です。MagSpeedスクロール、Actions Ring、マルチデバイス切り替えなど、他のマウスでは手に入らない機能がこの一台に詰まっています。

ただし、重さ151g・大きなサイズ・2万円の価格は簡単には無視できません。手が小さい人、軽さ重視の人、ゲームにも使いたい人には合いません。可能なら店頭で一度触ってみて、自分の手に合うかどうかを確かめてから購入するのがベストです。

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